これがKistの実践授業
映像・音響・照明・イベント運営などを総合的に学び、業界が求めているマルチな人材を育成。映像分野では、カメラマンやディレクターに求められる、カメラワークや編集技術・表現力を、音響分野では、PAシステムやレコーディング技術といったスキルを習得します。
現場体験重視のカリキュラム。
学校での実習以外にも、校外撮影やイベントホールを貸し切った授業なども積極的に行っています。金沢市民芸術村パフォーミングスクエアでは、プロの照明技術者の指導のもとで、機器の設営や操作方法を学習。白山市学習センターでは、弦楽四重奏のマルチトラックレコーディングを実施。複数のマイクを準備し、有名曲のアレンジやクラシックの名曲を収録しました。
学生主催のライブイベントを企画・運営!
映像音響学科主催のライブイベントを定期的に開催しています。出演ミュージシャンの交渉からはじまり、告知ポスター・CMの制作、照明や音響機器の設営、当日の撮影・音響・照明のオペレーションもすべて学生が担当。本番では、数台のカメラで撮影している映像を、リアルタイムでネット中継しています。
ホールや放送機器を見学し、業界を知ろう。
映像音響学科では、実際に報道や舞台の現場を訪れ、第一線で活躍するプロと直接対話できる機会を設けています。富山芸術文化ホール(オーバードホール)では、日本最大級の舞台設備やステージ上を視察。また、トップレベルの放送・映像・音響機器・周辺アプリケーションが揃う、国際放送機器展 (Inter BEE)にも見学に出かけています。
カリキュラム
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●映像理論 ●Photoshop ●Illustrator ●ノンリニア編集 ●撮影実習 ●音響理論 ●デジタルサウンド ●音響実習 ●照明実習 ●作品研究 ●シナリオ論 ●電気電子基礎 ●ビジネストレーニング |
●映像技術 ●DTP実習 ●モーショングラフィックス ●音響技術 ●デジタルサウンド ●DTM実習 ●イベント実習 ●広告論 ●Office総合 ●就職対策 ●卒業制作 |
【撮影実習】
機材の基本操作を覚えたら、実際に撮影。ディレクター・カメラ・音声・照明、それぞれ担当を決め、撮影に挑みます。
【音響実習】
講義で理論を学んだ後、スタジオでPA音響機材・設備をセッティング。音質やバランス調整を行います。
【音響技術】
学内でのレコーディング風景。収録した音源は加工・編集を行い、一つの作品が完成する流れが習得できます。
【デジタルサウンド/DTM実習】
録音した楽器やボーカル、専用ソフトで制作した音などをミックスし、楽曲を制作していきます。
【照明実習】
ステージの演目や演奏される楽曲に合わせ、照明をプランニング。実際のシーンに合わせて操作も行います。
先生Voice
イベントやコンテンツの完成度を高める「音楽」を学ぶ。
音楽スタジオ MAM 代表 舟崎 康介 先生
パソコンを使った音楽制作「DTM」の授業を担当しています。映像・音響・照明のプロとして社会に出る学生が、他人と差をつけるには、音楽にどれだけ関心と知識を持っているかが重要です。私は本業ではテレビやWebコンテンツなどの音楽制作を手掛け、Kistに導入されている楽曲制作ソフト「Cubase」のメーカー公式インストラクターも務めています。昔はDTMといえば独学でした。自分がこれまで学んで得てきたことを、皆さんにストレートに伝授します。
初めは誰だってわからない。色々やってみるから面白い。
フェアリーテイル オフィス代表 中村 俊彦 先生
映像制作の授業は、ひたすら実践あるのみです。最初は何も出来ないかもしれません。経験が無いから当然です。作品は一人で作るより仲間で作るほうが面白い。人それぞれ感性が違いますから。そういう仲間が集まって、面白い作品が出来ていくのです。テレビだけでなく、今では多彩な映像作品が巷にあふれています。作った作品はパソコン内にしまうのではなく、どんどん発表してほしいですね。授業で映像制作の基礎を学び、作品を作る楽しさを知ってください。