在学生Voice
ゼロから始めて夢に近づいていける環境です。
石川県立津幡高等学校卒業 奥田 さん
電気分野を学ぼうと思ったのは、機械が好き、ラジコンなど電気で動くものが好きだったから。電気とは別の道を勧めらることもあったのですが、自分がやりたいという気持ちを優先しました。目指すのは「第一種電気工事士」「電気主任技術者(電験三種)」の国家資格です。何も分からないところからのスタートでしたが、丁寧に教えてくれる先生のサポートもあり、夢に近づいています。資格対策の数学の勉強では、コツコツ学んでステップアップする楽しさを味わっています。
自分がやりたいことだから、主体的に楽しく学べます。
日本航空高等学校石川卒業 久保 さん
兄の背中を追って電気工事士という職業を目指すように。幼い頃から高校までずっと野球を続けていたことから、当初はスポーツ推薦で大学進学も検討していましたが、電気を学ぶなら専門学校の方が実践的だと考え、Kistを志望しました。誰かに言われて勉強するのではなく、自分で参考書を購入したり、夏休みの資格勉強会に参加したりと、主体的に学んでいます。第一種電気工事士にも合格し、成長を感じています。いつか兄弟で独立開業することも視野に、これからも頑張ります。
先生Voice
課題をクリアすることで、人間として成長してほしい。
谷 勇 先生
学科には決められたカリキュラムがありますが、意欲があれば、より高いレベルにも到達できるよう工夫をしています。いつでも門戸を開いていますので、やる気がある人は、どんどん質問に来ています。自らに高いハードルを課し、難関試験をクリアする。そのことによって得られる資格や知識はもちろん大切ですが、本当の財産は、やり遂げたという自信だと思います。電気の勉強を通じて、人としても大きくなってもらいたいですね。
自分の力で考えて答えを出す。現場で求められる応用力を育成。
工房 purge 吉田 洋子 先生
改築の仕事が最近増えてきています。改築物件には、古く建てたものと、新しく建てる部分が混在しており、決まったやり方が通用しないこともあります。だから、大事なのは応用力。自分で考えて答えを出す力が必要で、授業でもそれを意識しています。電気工事の現場では、建物に応じてプランを作ることが多いのですが、私はその逆があってもいいと思っています。「こんな電気の技術があるから、こんな建物を作りませんか?」。そんな提案をできる技術者が、いつかこの学科から育っていってくれたら嬉しいです。