就職実績・卒業生の活躍
(家具クラフト学科)

  • HOME
  • 就職実績・卒業生の活躍
    (家具クラフト学科)

就職先一覧 

秋山木工、 アーティストリー、 アルボカンパニー、 飯田木工、 石森木工、 泉洋化工、 井波彫刻石川直売所、 インターオフィス、 エフラボ、 オオカワ、 オークヴィレッジ、 カグオカ、 KAGU工房 槐、金沢木材協同組合、菊地家具製作所、 共栄木工、 京洛工芸 石川工場、 工人、 工房ウッドストック、 沢野建設工房、 J BOOTH、 シマモク、 シンコール、 生活アート工房、 大宝工芸、 塚田木工所、 テラソー、 中嶋工芸社、 中田木工所、 なかの林業、 永野建具店、 ナカムラ木工、 ナカト、 ニード、 芳賀木型金型製作所、 ヒガシ、 東野建具店、 ファーストウッド、 フクシマ木工、 フルタニランバー、 ベスト家具(リーファ・ナカガワ)、 BOCONCEPT 金沢、 ホームセンターヤマキシ、 ホームセンターロッキー、 ミヤモト家具、 もく遊りん、 森の窓、 山崎、 山本内装巧房 他

 


 

卒業生Voice

 

さまざまな加工や素材を学ぶことで
卒業後の選択肢が広がります。


【木工作家】

 

中井 さん

ルーティヴ株式会社

 

Kistを卒業し石川県内の家具工房に就職しました。そこで技術や経験を積んだ後、新たに挑戦がしたくて、今の会社に転職をしました。工房は富山県氷見市のまちなかにあり、地域の森が循環する仕組みをつくるために、主に杉や能登ヒバを使った木製品を制作しています。最近、飲食店のオーナーさんから頼まれてテーブルを作ったのですが、とても喜んでもらえました。最初から最後まで自分の手でつくる楽しさを改めて実感しました。Kistでは無垢材家具をはじめ、フラッシュ家具や小物、革などさまざまな加工や素材について学べるので、多様な道を拓いていけます。学生時代はいろんなものを見て「好き」を明確にしておくと、自分らしいものづくりの基準が得られると思います。私自身は、お客様が望むかたちを生み出すことにやりがいを見出す一方で、プライベートで自分の「好き」を反映させた作品を制作し、クラフト市に出展しています。

 

(2024年度 学校案内書 掲載記事)

 


 

一点ものをこだわってつくる充実感は
家具も木型も同じ。


【木型制作】

 

髙山 さん

株式会社芳賀木型金型製作所

 

現在、産業機械部品や自動車部品を鋳造するための「木型」を製造しています。入社3年目で、まだまだ修行中という感じです。大きな木材から必要なサイズを切り出し、削って加工し、できた部品を組み上げていく…という工程の中で、先輩のアシスタント業務を行っています。最近は3Dスキャナーの操作を任され、加工した部品を測定し、CADデータと比較して精度を確認する作業も担当しています。もともと無垢材の家具をつくる仕事に憧れていたのですが、就活でこの会社に出会い、Kistで身につけた加工技術や木材に関する知識を活かしてこんな仕事もできるんだと視野が広がりました。Kistの先輩がいる安心感もありました。家具から木型へ、作るものは変わりましたが、「木の一点もの」をこだわってつくるスタイルは同じ。産業や暮らしに役立つものづくりに携わる誇りも感じています。

 

(2023年度 学校案内書 掲載記事)

 


 

Kistの本格実習で自信がついた
コツコツと努力した経験を糧に。


【家具職人】

 

柿田 さん

有限会社中嶋工芸社

 

合板を組み合わせる「フラッシュ家具」を主に製造しています。収納棚や幼児用の椅子など幅広く、ほぼオーダーメイドで手掛けています。仕事をする中で感じるのは、Kistの実習で家具職人が実際に使う大型の製作機械に触れられてよかったということです。プロ仕様の機械は高度な作業が可能な反面、危険も伴います。プロとして現場に立つ今、基本操作と機械を扱う上での心構えをKistで学べたことは、ありがたい経験です。家具職人になって一番の喜びは、納品に立ち会った際、自分が作ったものがお客さんのお役に立てると実感できることです。学生時代、大変な課題にも毎日少しずつ、諦めずにコツコツと向き合ってきました。努力した経験は、必ず自分にプラスになります。「絶対に諦めない」。「丁寧にスピーディーに、お客さまに喜んでもらえる家具を作りたい」。その一心で毎日作業台に向かっています。

 

(2022年度 学校案内書 掲載記事)

 


 

やってみたいことやこだわりに
応えてくれる環境が、Kistにはある!


【クラフトマン】

 

水上 さん

株式会社アルボカンパニー

 

私は家具クラフト学科の第一期生として入学しました。Kistでは、作ってみたいと思うものを自由に作らせてもらえる環境もあり、卒業制作では、細部にまでこだわって取り組み、先生からアドバイスをもらって仕上げたことをよく覚えています。授業は実践的で、図面の読み書きや、工具の手入れの仕方、加工機械の操作技術など、Kistで学んだことは仕事に就いてすぐに役立ちました。アルボカンパニーは建材販売や木工加工などの事業を行っており、現在は、保育園からのオーダーで遊具や家具を製作したり、飲食店に設置される機械の化粧貼りなどを担当しています。自分でイチから手掛けてモノが完成したときの達成感は、何度味わっても新鮮です。直近の目標は「一級家具製作技能士」の資格を取得すること。常に自分の技術を向上させていきたいですね。

 

(2021年度 学校案内書 掲載記事)