家具クラフト学科

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furniture01furniture01_2これがKistの実践授業
木材を主材料に、デザイン、模型作り、製図、素材選び、加工、組み立て、仕上げに至るまでの全行程を学習。使い手側に立った提案と、機能性とオリジナリティを兼ね揃えた、クラフトマンを目指します。また、デザインコンテストにも積極的に出展しています。

 


 

自分のイメージをカタチに。家具作りの全てを学ぶ。

基本的な加工技術を学んだ後、最初にスツールを製作します。「何本足にするのか?」、「座面の形はどうするか?」など先生と相談し、デザインから考えていきます。その他、道具箱、スタッキングチェア、サイドボード・皿やカトラリー(食器)などを製作。空いた時間には、自由に作りたいものを作っています。家族や自分使用の家具・クラフトには力が入ります。
 


 

工房やショールーム見学、作家マーケットに行こう。

業界の動向を知るために、企業や工房などさまざまな現場に出向き、プロの製作工程や作品を直接見学します。ショールームでは、デザイナーズ家具やクラフト作品を見学。作家マーケットでは、流行や買い手のニーズ、コストを意識する機会となりました。

 


 

デザインコンペにチャレンジ!

これまで学んできた実力を試すことを目的に、石川県デザイン展や丹波の森ウッドクラフト展など、学生向けコンペにも積極的にチャレンジしています。

 

家具以外にも、工芸品やおもちゃ、レザークラフトなども出品。授業で与えられる課題にとらわれず、自ら発想する力を養っています。

 


 

カリキュラム

1年次 2年次

木工基礎

基本加工

機械加工

家具基礎制作

家具モデリング

デッサン

造形演習

Officeプレゼン

デザイン史

建築材料

建築一般構造

建築設備

建築施工

建築環境

製図

図学

ビジネストレーニング

ビジネスセミナー

家具制作Ⅰ

家具制作Ⅱ

家具制作Ⅲ

ソーイング

インテリア設計

クラフト制作

加工応用

CAD

卒業制作

 

【家具基礎制作】

良い家具を作るには、まずは正確に寸法を取り、加工していくことが大切。大型機械での作業やノミやカンナの使い方を学びます。

 

 

 

【家具モデリング】

いきなり家具を作るのではなく、まずはミニチュアを試作。全体のバランスや構造、デザインなどを確認した後、製作作業に進みます。

 

 

 

【家具制作】

学生のアイディアを活かしつつ、先生の技術指導を受けながら、大型かつ高度な技法を用いた作品を仕上げていきます。

 

 

 

【加工応用】

木以外の素材についても学習します。革を材料に、手縫いで財布やキーケースなどを製作します。

 

 

 

【ソーイング】

クッション材に布やレザーなどの張地を張る作業。細部まで美しく、しっかり張るには、高い技術力が求められます。

 

 

 


 

先生Voice

日本の木工技術は世界一。その誇りを受け継いでほしい。

工房いんぎらぁと代表 木村 知幸 先生

 

自分が作った家具でお客様が喜んでくれる。それがダイレクトに伝わってくるのが、家具づくりのおもしろさです。授業では、素材選びからデザイン、加工、仕上げまで、すべて行います。その体験は、将来どのような形で家具作りと関わっていく場合でも、大きな力になるでしょう。長い年月で培われた日本の木工技術は、世界でもトップクラス。その誇りを受け継いでいけるような、優れた技術者を育てていきます。


ささいなことにも真剣に、手を抜かない姿勢が大切です。

家具工房 MEN AT WORK 代表 面 政裕 先生

 

家具作りの仕事は、小さな工程の積み重ねです。そこで求められるのは、ささいなこともおろそかにしない姿勢。社会に出たら、特に厳しいのが納期です。決められた時間内に、決められた仕様のものを仕上げるには、手順を守り、簡単なことでも緊張感を持って進めることが大切です。地味な作業が多い家具業界ですが、そうした苦労を乗り越えて、作品が出来上がった瞬間の喜びは、何物にも代えがたいものがあります。家具を作ることの感動を、授業の中でともに味わっていきましょう。