(コラム6)電気工事士の仕事内容とは?将来性について教えます!

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電気工事士の仕事内容とは?将来性について教えます!

電気工事士の仕事内容や将来性について詳しくご紹介していきます。電気工事士を目指している方、電気系の仕事に興味のある方は最後までご覧ください。

 

 

電気工事士の仕事内容とは?

電気工事士は、住宅や商業施設、公共施設などにおいて、電気設備の設計・施工・点検・保守などの業務を担当します。以下に詳しく紹介します。

 

■設計業務

建築物に必要な電気設備の計画を立て、配線図や回路図などの設計図面を作成します。建物の用途に応じた照明、コンセント、スイッチなどの設置位置、容量、配線の種類や長さ、耐震性などを考慮して設計します。また、省エネルギーの観点から、電力消費量を最適化するための設計を行うこともあります。

 

■施工業務

設計図面に基づき、電気配線や電気機器の取り付け、配線などを施工します。施工の際には、建築工事の進捗や工程、安全管理などを考慮しながら、効率的かつ確実な作業を行います。

 

■点検・保守業務

建築物の電気設備の定期点検や保守を行います。点検の際には、電気設備の動作状況や接触不良、経年劣化などをチェックし、不具合があれば修理や交換を行います。保守の際には、設備の清掃や点検を行い、故障やトラブルの予防に努めます。

 

■その他業務

電気工事士の業務には、施工図面の作成や見積もり業務、電気工事関連の資格試験の受験、安全管理業務なども含まれます。

 

電気工事士は、建築物の電気設備を設計から施工、点検、保守までトータルに担当するため、幅広い知識と技術が求められます。また、建築法や建築基準法などの法律や規制にも精通しており、安全性や省エネルギーの観点からも高度な技術を要求されます。

 

 

電気工事士の将来性は?

近年、電気工事士の需要はますます高まっており、その将来性も高いとされています。以下では、その理由について詳しく説明します。

 

■建物の高度化

まず、電気工事士の需要が高まっている理由として、建物の高度化が挙げられます。住宅や商業施設、工場などの建物には、電気設備が欠かせません。近年では、IoT技術の発展によって、建物内の電気設備もより高度化され、より多様な機能が求められるようになっています。このため、電気工事士の役割もますます重要になっています。

 

■充電施設の需要の高まり

さらに、電気自動車の普及に伴い、充電施設の需要も高まっています。充電施設は、電気工事士が導入や設置、保守を行うことが必要であり、その需要は今後ますます増加することが予想されます。

 

■エネルギー問題

また、現代社会においてはエネルギー問題が深刻化しており、省エネルギー対策が急務となっています。このような状況下において、電気工事士は省エネルギーのための設備やシステムを構築する上で欠かせない存在となっています。具体的には、LED照明や太陽光発電システムの設置などを行い、省エネルギー社会の実現に貢献しています。

 

■新しい技術やシステムの導入

また、新しい技術やシステムの導入に伴い、電気工事士の需要は今後も拡大すると考えられています。例えば、スマートホームやIoTによる家電の制御やモニタリングシステム、自動運転車の充電インフラ整備など、新しい電気設備やシステムの導入に伴い、電気工事士が必要となる分野が増えています。

 

■再生可能エネルギーの利用

さらに、地球温暖化の問題が深刻化する中、再生可能エネルギーの利用がますます注目されています。特に、太陽光発電や風力発電は、再生可能エネルギーの中でも代表的なものとなっており、これらの設備の設置には電気工事士の専門知識が不可欠です。再生可能エネルギーの普及が進むにつれ、電気工事士の需要も拡大していくことが予想されます。

 

以上のように、電気工事士は、現代社会において欠かせない存在となっており、今後も需要が拡大することが予想されています。新しい技術やシステムの導入による需要の拡大や、省エネルギー・再生可能エネルギーの普及による需要の増加が見込まれており、安定した職業としての魅力が高まっています。

 

 

まとめ・体験入学会のご案内

今回は電気工事士の仕事内容、将来性についてご紹介しました。電気工事士は非常に需要があり、スキルが高く、確実な仕事をこなすことができる人ならば、高収入も目指せる職業でもあります。

 

本記事を読んで電気工事士の仕事に興味を持った方は、ぜひ金沢科学技術大学校のパンフレットを取り寄せたり、体験入学会に参加してみてください。

 

Kist体験入学会について