(コラム3)自動車整備士になるには?資格の種類や合格率など教えます。

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自動車整備士になるには?資格の種類や合格率など教えます。

自動車整備士の資格にはさまざまな種類があります。そこで今回はそれぞれの資格の種類や合格率などについてご紹介していきます。

 

 

自動車整備士になるには?

自動車整備士になるには、国家資格の取得が必要です。働きながら実務経験を積んで、国家試験を受けることもできますが、自動車整備士の養成校では、実技試験や実務経験が免除されるので、養成校で国家試験の合格を目指す人が多い状況です。無資格でも自動車整備士に近いポジションで働くことは可能ですが、専門業務は任せてもらえず、その後の昇進も難しくなります。そのため自動車整備士として働く際には、国家資格の取得が必要だと考えられます。

 

自動車整備士になるために必要な資格には、いくつかの種類があります。自動車整備士に必要な主な資格を以下に紹介します。

 

 

1級整備士

自動車整備士の中でも最高位の資格である1級自動車整備士には、「1級小型自動車整備士」「1級大型自動車整備士」「1級二輪自動車整備士」の3種類の資格がありますが、現在試験が実施されているのは「1級小型自動車整備士」のみです。

 

■1級小型自動車整備士

1級小型自動車整備士は、普通車や軽自動車など小型自動車の整備に関する高度な知識や技術を持っていることが求められるほか、アドバイザー能力も必要とされます。1級自動車整備士には筆記と口述、実技の試験があり、筆記試験の合格率は約5割、口述試験の合格率は約9割、実技試験の合格率は約2割といわれています。

 

 

2級整備士

前述した1級整備士の試験ができるまでは、2級整備士の資格は整備士業界において一番レベルが高い資格でした。1級ができた現在においても2級整備士はエンジンや足回りの点検、分解、組み立てなど自動車に関して重要な業務をほとんど担当することができます。2級整備士は1級〜3級の中でも最も多くの方が取得している資格であり、整備士において主流の資格と言えます。

 

■2級ガソリン自動車整備士

2級ガソリン自動車整備士は、ガソリンエンジンの整備技能を証明する資格です。エンジンの分解・組み立てや点検、調整、部品交換などを行うことができます。また、エンジンのトラブルの原因を見つけ、修理する技能も身につけます。

 

■2級ジーゼル自動車整備士

2級ジーゼル自動車整備士は、ディーゼルエンジンの整備技能を証明する資格です。エンジンの点検、調整、部品交換、修理などを行うことができます。特に、ディーゼルエンジンのトラブルはガソリンエンジンとは異なるため、しっかりとした知識が必要です。

 

■2級二輪自動車整備士

2級二輪自動車整備士は、二輪車の整備技能を証明する資格です。二輪車のエンジンやフレーム、ブレーキなどの部品の点検などをおこないます。

 

 

自動車整備士への最短コース。 Kistなら実技試験が免除!

自動車整備士を目指すなら、まず欠かせないのが国家資格である2級自動車整備士(ガソリン・ディーゼル)。通常は5年以上かかるところ、Kist 2級コースなら卒業と同時に2級整備士の受験資格が取得でき、加えて実技試験が免除されます。効率良く資格が取得できるため、検査員などの資格を取って、よりレベルの高い整備士を目指すことも可能です。

 

また、Kist 1級コースなら卒業と同時に1級整備士の受験資格が取得でき、加えて難関と言われている実技試験が免除されます。

 

 

まとめ・体験入学会のご案内

今回は自動車整備士の資格の種類や合格率について紹介しました。自動車整備士になるには、国家資格の取得が必要です。まずは資格の種類と特徴、取得のための方法を確認し、これからの進路を考えてみてください。国家資格取得を目指す道としては、自動車整備士養成の大学校や専門学校に進学して、2級自動車整備士もしくは1級自動車整備士の取得を目指すのが一般的です。

 

本記事を読んで自動車整備士の仕事に興味を持った方は、ぜひ金沢科学技術大学校のパンフレットを取り寄せたり、体験入学会に参加してみてください。

 

Kist体験入学会について