オダケホームが主催する
「第30回北陸の家づくり設計コンペ」
【テーマ:時を重ねる家】の審査結果が発表され、
建築学科 2年 本江さん(高岡工芸高校出身)が
佳作を受賞しました!
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■本江さんの作品「和紙のある暮らし」
計画地:富山県富山市八尾町上新町
【コンセプト】
富山市の八尾町は室町時代から多くの家庭で手作業による紙すきが行われていた。しかし時代が進むにつれて機械による紙の生産が始まると和紙産業は衰退していった。
この住宅は室町時代から変わらない八尾和紙の文化を継承しながら建具替えを行い、障子や油団などの和紙製品を用いて環境に合わせて変化させていく。
冬から春にかけて使用していたふすまや障子をはずし、夏には葦戸などの夏用の建具に入れ替え、床には油団を敷く。
和紙を住人たちが衣替えをするための道具として使用することで暮らしの中に和紙の文化が根付いていく。