TheKistTimes 金沢科学技術専門学校
卒業生の活躍
       
向上心を絶やさず仲間を大切にする人財になってほしい。 【メーカー開発エンジニア】

 山本 将也 さん
 自動車工学科 2005年3月卒
 日産自動車株式会社

   私は現在、燃料電池車両の研究開発に携わっています。燃料電池は電気化学反応によって電力を作っていますが、化学反応が起こる、まさにその部分の試作を行っています。自動車は内燃機関から電動化に移りつつあります。 電動化技術の1つである燃料電池に携わっていることが、面白くもありやりがいを感じています。
 高校を卒業し10年以上経ちますが、大事だなと思ったことが2つあります。1つ目は、仲間を大切にしてください。喜びを分かち合い、また、困難に直面したとき支えあえる仲間がいるというのはとても心強いです。ぜひそういった仲間を作っていってください。 2つ目は、常に向上心を持ってください。学生時代も社会人になっても毎日が勉強です。学生時代は授業がありますが、社会人は自分から学ぶ気がなければ誰も教えてくれません。向上心を無くしてしまったときから、どんどん差をつけられ後退してしまいます。皆さんには常に向上心を絶やさず仲間を大切にする人財になってもらいたいと思います。
 ※人財…「人は財産」の観点から、私の周りでは使われています。
       
自分が触る車の先に、お客様がいることを意識。 【自動車整備士】

 苗島 伸吾 さん
 自動車工学科 2005年3月卒
 北陸スバル自動車株式会社

   入社して間もなく、先輩から「車を直すという行為は、車とそのオーナーを助けてあげることだ」と言われた言葉が、今の仕事に対する姿勢となっています。最初は漠然と車が好きだから、整備の仕事に就いたのですが、その言葉を聞いてからは、自分が触る車の先にお客様がいることを強く意識するようになりました。そのような気持ちで故障や事故で持ち込まれる車と接しているので、自然と細かなところにまで気配りができるようになってきたと思います。
 Kistでは整備の基礎を丁寧に教えてもらいましたし、実習用の車の台数も多かったので、十分に実車に触れながら勉強することができました。このような実習重視のカリキュラムは、社会に出てからも自分の力になってくれています。知識と経験は車の両輪と同じように、どちらが欠けても成立しません。これから整備の勉強をしようと考えているのなら、貪欲なくらいにたくさんの事を吸収してください。必ず将来の役に立ちますから。
       
目標となる人の存在こそが、成長の原動力。 【カスタムエンジニア】

 松山 憲悟 さん
 自動車工学科 2003年3月卒
 STING(スティング)

   私の勤めるこのショップは、全国のカスタムカーのイベントにも出展する、とても意欲的な店です。クルマの雑誌などにも取り上げられているので、見たことがある人もいるかもしれません。
 自分自身を成長させるためには、何よりも「憧れること」が大切だと思っています。業界の先輩には、素晴らしい技術を持った人がたくさんいます。特にこのショップの社長は、本当に尊敬できる一流のプロです。こんな憧れる人に出会え、その指導を受けて仕事ができることは、とても幸運なことです。
 このショップに来てから、イベントや店頭を通じて多くの人との出会いがありました。「自動車」をキーワードに知り合った人たちとは、不思議と仲間意識のようなものが芽生えます。そうした人脈は、私の何よりも大切な宝物です。この世界は、知れば知るほど楽しくなります。もっともっとスキルアップをして、広い世界に出て、たくさんの素敵な人と出会ってみたいと思っています。
       
整備技能全国大会に石川県代表として出場。 【自動車整備士】

 津田 慎司 さん
 自動車工学科 2006年3月卒
 株式会社クリーンオートセンター

   東京ビッグサイトで2年に1度、「全国自動車整備技能競技大会」が開かれます。2007年度の石川県大会で優勝し、出場選手106名中最年少の整備士として、全国大会に出場しました。 県大会、全国大会を経験してびっくりしたのは、Kistの卒業生が多かったこと。県大会では1位〜3位までにKist生が入りました。全国大会で3位に入った富山県代表選手もKist卒業生。同窓生として誇りに思います。
 勤務先のディーラーでは、国産車の他にクライスラーやジャガー、フォードなどの外国車も扱っています。いろんなタイプの車を整備できるので、クルマ好きの僕にはぴったりの職場ですが、外国車のマニュアルが英語であることだけが、たったひとつの困りごと(笑)。
 Kistに入って良かったと思うのは、同じ業界を目指す、同じ志を持つ仲間がいたこと。授業の合間に車の話をしたり、将来のことを語り合ったりしたことが、とても大きな力になったと思います。今でも時間を見つけて、同級生と会っています。「この前、こんな車を扱った」とか「こんな整備をした」とか、話題は尽きません。
       
修復した車体を眺めるときの充実感がたまらない。 【板金技術者】

 亀田 泰 さん
 自動車工学科 2007年3月卒
 名鉄自動車整備株式会社

   この会社は、バスやトラックなど大型車両専門の整備工場。その板金部門に勤務しています。路線バスとか観光バス、運送会社のトラックが、定期修理や事故などで運び込まれてきます。ボディやバンパー、フェンダー、サイドガード、シャシやマフラーなどを、板金やパテで補習していきます。相手がデカイからやりがいがあるし、完成したときの充実感もひとしおです。
 Kistでは実車を使って板金や塗装を学びましたが、その経験は仕事でも活かせていると思います。工具も学校にあったものが多いので、仕事にはすんなりと馴染んでいけました。
 とは言っても、入社したての頃は車体の大きさに圧倒され、また普通の乗用車とまったく違う車体なので、戸惑ったことも事実。先輩に「どうしたらいいですか?」と聞き回っていましたね。基礎が身についていれば、先輩の教えも理解できます。そうやって経験を積んで、2年目からは徐々に仕事を任せてもらえるようになってきました。
       
社会人として濃密な時間を過ごせたのは、徹底的に基礎を学んだから。 【システムエンジニア】

 室木 正論 さん
 情報システム学科(現:情報工学科) 2004年3月卒
 サイバーステーション株式会社

   就職した最初に思ったことは「社会というのは、こんなに密度の濃いものなのか」ということでした。IT関連の業界は日々進化していますから、社会に出てからも勉強することが多くて大変です。学生時代と違って、手取り足取り教えてくれる先生はいまんせんから、自分で調べて勉強しなければいけないことがほとんどです。
 社会人1年目は無我夢中で過ごしました。そんな風に新しいことをどんどん吸収できたのは、Kistで2年間、徹底的に基礎を学んだからだと、周囲を見渡す余裕ができた今、改めてそう感じています。
 うちの会社は、Webアプリを自社開発して全国に展開しています。自分は今、ディレクター的な役割を担っていて、お客様と会って商談もしますし、社内ではプロジェクトの進行管理もしています。技術者以外の立場で仕事を見ることが、技術者としての自分を高めてくれていることも実感しています。
       
Webとグラフィック、両方できるデザイナーとして。 【WEBデザイナー】

 那須 慶子 さん
 情報システム学科(現:情報工学科) 2008年3月卒
 株式会社柿里

   就職したのは、外食レストランの経営と食品のインターネット販売を行っている会社です。ネット販売を本格的に展開していくための要員として、採用されました。
 今やっている仕事は、自社のインターネットサイトの拡充と更新。そして、レストラン部門のメニューやチラシ、店舗内外のサイン類などのデザインです。Webデザインとグラフィックデザイン、両方を担当しています。
 広告や販売促進の世界は、いまやインターネット無しでは成り立ちません。チラシや販売促進物などのグラフィックデザインと、Webデザインを上手にミックスしていくことが、大きな課題となっています。特にWebデザインについては、Kistで学んだ知識が全面的に役立ちました。これからは、アクセス解析なども充実させて、さらなる業績向上に貢献していきたいと思います。
       
僕のつくったシステムで、巨大な工場が動き出す。 【プログラマー】

 上庄 浩太 さん
 情報システム学科(現:情報工学科) 2004年3月卒
 株式会社アーチ

   「コンピュータシステム」と一口で言っても、実に様々なものがあります。TVゲームもあれば、パソコンで使うパッケージソフトも。そんな中で私が開発しているのは、産業用のシステムです。一般の人の目に触れることはまずありませんが、社会にとって絶対に欠かすことができないシステムなんです。
 例えば、自動車のエンジンを作る工場があります。そこではいろんなマシンやロボットが動き、金属を削ったり組み立てをしたりしています。私はそういった自動工作機械を動かすためのシステムを開発しています。開発はお客さんと打ち合わせから始まり、工場見学などをしながら要望を把握し、プログラミングに着手します。
 システム開発のプロを目指す皆さん、コミュニケーション能力は大切です。お客さんやプロジェクト仲間と話す機会も多いですから。他にも、新しい技術も次々学んでいく向上心も必要だと思います。
       
どんな仕事に就いても、パソコンのスキルは必要だと実感。 【OAオペレーター】

 徳市 摩優 さん
 ビジネスパソコン学科 2005年3月卒
 株式会社トヨタレンタリース石川

   Kist卒業後、最初は婦人服のショップに勤めていました。一見、学校で勉強したこととは無関係に思えるかもしれませんが、パソコンのスキルはどんな職に就いても、必ず必要になるものです。ショップでも、在庫管理・顧客管理からDM制作まで、身についたスキルを十分に活かすことができました。
 もちろんそれは、今の会社に移ってからも同じです。事務職なので、これまで以上にスキルを発揮することができた上に、ビジネスマナーや在学中に取得したWordやExcelの資格も、毎日の仕事の中でとても役に立っています。
 女性ばかりの職場から、社員もお客様の男性がほとんどの職場に移って、最初は戸惑いましたが、仕事をこなすうちに環境にも慣れ、計画的に仕事ができるようにもなりました。でも、「仕事は慣れた頃が失敗もしやすい」と言いますから、これからも丁寧で確実な仕事を心掛けていきたいですね。
       
手掛けた番組がテレビで流れる。「やったじゃん!」って思いますね。 【放送エンジニア】

 高崎 祐吉 さん
 映像音響学科 2006年3月卒
 株式会社放送技術社

   音響エンジニアになろうと思ってKistに入学しました。楽しそうだし、カッコイイと思っていたから。けれど入学後、授業を通じて知った映像関係に興味が沸いてきて、路線変更(笑)。映像技術者としての道を進んでいくことになりました。
 就職したのは、テレビ局からの依頼を受けて、テレビ番組の制作(制作技術)と放送業務(送出技術)を行う会社です。僕が担当しているのは送出技術。できあがってきた番組が放送される前に、内容に問題が無いかどうかをチェックします。例えば、テロップが間違っていないかとか、音が途切れていないかとか。放送禁止用語もチェック、問題があれば即作り直し、放送用のサーバに登録するのです。
 公共の電波に関わる仕事。自分が関わった番組がテレビで流れるのを見たときは、「おっ、やったじゃん!」って充実感はありますよね。ようやくテレビ局の仕組みも分かってきました。さらに経験を積んで、将来は番組制作の仕事をやっていきたいと思っています。
       
人の目を惹きつけるカッコイイCMを作りたい。 【CMディレクター】

 広瀬 佳子 さん
 映像音響学科 2005年3月卒
 ビデオワーク

   私が担当している仕事は、テレビCMの企画から制作・編集までの一連の作業です。クライアントからオーダーが入ると、まず絵コンテを描くことから仕事は始まり、3Dを作成したり、After Effects(映像編集ソフト)を使って特殊効果をつけたり、編集したり・・・と、一本のCMが完成するまでの業務は多岐に渡ります。
 これらの工程で使用する編集ソフトは、Kistで習得したものが多く、学んだことがすべて今の仕事で役立っていると実感しています。この業界は、時間が不規則で体力的にキツイと言われますが、何も無いところからモノを作り上げていくやりがい、出来上がったときの達成感、実際にオンエアされたときの喜びは、計り知れません。
 仕事に慣れてきても、オンエアされたときに感じる達成感は変わりませんし、次も頑張ろうと気が引き締まります。一つ一つの仕事を大切に、見る人があっと驚くようなカッコイイCMを作りたいですね。
       
照明で舞台とお客さんを一体にする。 【照明技術者】

 若泉 純 さん
 映像イベント学科(現:映像音響学科) 2002年3月卒
 株式会社金沢舞台

   舞台やイベントなどの美術や照明、音響設備の設営・運営をする会社で働いています。最近では、イベントにおいて、照明チームのチーフを任せられるようにもなりました。
 この仕事の醍醐味は、定期的に開かれるようなイベントでも、その主催者と私たちが「前回よりも良いものを作ろう」という情熱を共有して、毎回新鮮な気持ちで仕事に挑めることにあると感じています。照明の専門家として、常に求められた以上の力を発揮して、演者と客席のお客さんが一体になれるような会場を作り出すことが理想です。
 現在は金沢市周辺のホールに常駐して、そのホールの照明管理・運営の技術者としての仕事をし、舞台設営にやってくる他の会社の人たちをサポートする業務も担当しています。そのため、大きなイベントに出る機会は新人の頃より少なくなったのですが、その分、他の舞台照明スタッフの仕事を見る機会もあるので、技術やアイデアを吸収しながら、今後の仕事に活かしたいと考えています。
       
自分を知って社会を知ることで、理想の会社に巡り会えた。 【建築士】

 白井 慎太郎 さん
 建築学科/建築コース 2004年3月卒
 正栄産業株式会社

  「百聞は一見にしかず」ということわざがありますが、学生時代に実社会を体験することは、将来をきちんと考える上でも重要です。Kistの先生方はご自分で事務所を構えている人が多く、授業もかなり実践に即しており、実社会における情報も見聞きさせていただきました。
 また、インターンシップも「一見」に値するものです。インターンシップの経験によって、「企業が求める人材として、自分に何が足りなかったのか、自分は企業に何を求めるのか」を、じっくり考えて就職活動に取り組むことができました。今の会社は、施工実績や企業方針に惚れ込んで、入社したいと思いました。
 今はまだ、先輩や上司のアシスタント的な仕事が中心ですが、お客さんとの打ち合わせの現場に同行したり、図面を起こしたりする際にも全体のことを考え、資格や知識だけじゃない人としてのスキルを身につけようと頑張っています。お客さんから「是非に」と指名をいただけるような建築士になりたいですね。
       
カタチになる、地図に残る。やりがいのある仕事だと思う。 【施工管理】

 高嶋 裕子 さん
 建築学科/建築コース 2004年3月卒
 アルカスコーポレーション株式会社

   建築コースを卒業して建設会社に就職、仕事の合間に勉強をして、「2級建築士」の免許を取得しました。
 施工管理という仕事は、建築現場をチェックしながら、図面どおり・スケジュールどおり工事が行われるよう管理すること。自分で工事計画を立て、大工さんたちに連絡し、コンクリートや鉄筋などの資材の手配も行います。施主さんと打ち合わせをすることもありますよ。例えば、壁の仕上げをどうするかとか、これからこんな工事を行いますと説明したりとか。これまで4つのマンションをつくってきました。どんどんカタチになっていく仕事って、いいなぁと思います。手掛けた建物が地図にも載りますし。
 Kist時代の同級生とは、今でも同窓会や飲み会で定期的に会っています。同じ建築業界で活躍している先生も参加されます。Kistで出会った人たちは、私にとって大切な、生涯の財産だと思っています。
       
家事も子育てもすべての経験を活かせる、女性にぴったりの仕事。 【インテリアコーディネーター】

 忠田 里英 さん
 建築学科/インテリアデザインコース 2004年3月卒
 HOKU

   オーダーカーテンの販売を中心とするHOKUは、建築関係の仕事をしていた両親が独立して作った会社です。日々両親の仕事を近くで見ているうちに、自分もインテリア関係の仕事に就きたいと思うようになりました。
 インテリアは建築物と一体になって機能するものですから、建築とインテリアの両方が勉強できるKistに入学しました。Kistで学んだことは今、お客様にいろんなご提案をさせていただく上で、とても役立っています。窓は位置や大きさによって、部屋に対する役割も違います。きれいなカーテンを付けるだけでなく、そうした機能面も考慮して提案できることは、建築の勉強もしたからだと思っています。
 私は子供がいるのですが、インテリアコーディネーターという仕事は、家事や子育てなどの経験もスキルとして吸収できる仕事です。長く仕事を続けたいと考えている女性には、ぴったりじゃないでしょうか。
       
心を込めて作ったものを送り出す時は、父親のような気分。 【家具職人】

 平 賢 さん
 家具クラフト学科 2007年3月卒
 フルタニランバー株式会社

   僕の部署では、扉や鴨居、カウンターなど、建具の製造を主に行っており、ほとんどがお客様のオーダーに合わせたオリジナル商品となります。使用する木材は、用途や使われる場所に応じて材質を選び、木を切り出していきます。うちの会社は材木商も営んでいますので、保有する木材の種類も豊富です。僕の所属するのは加工部なので、扱うのは板状になったものがほとんどですが、多種の木材を見るだけでも勉強になります。
 一つの商品を一人の職人が仕上げまで担当しますから、完成したときの達成感はひとしおです。注文書から「どんなお客様がどんな場所で使うのか」を読み取って、丈夫で機能的、かつ使い心地の良い作品を心掛けています。自分の作ったものが施工現場に収まっているところを初めて見たときは、とても感動しました。「可愛がってもらえよ」なんて、子供を送り出した父親気分でした。
       
木と向き合う。0.1ミリにこだわる。そこにものづくりの喜びがある。 【クラフトマン】

 福原 伊織 さん
 家具クラフト学科 2008年3月卒
 生活アート工房

   ここでは、無垢材を使ったベッド、テーブルや本棚などの家具のほか、スプーンやフォーク、ナイフスタンドといったテーブルウェアや小物を製作しています。社長がデザインをし、私たち製作スタッフと話し合いながら、一品一品作っていくスタイルです。人気商品はベッド。「スリットベッド」は、2008年度グッドデザイン賞を受賞しました。
 入社した当初は小物などを作っていましたが、次第にベッドなども任せてもらえるようになりました。けど、本棚といった箱モノは難しく、0.1mm誤差があるともうダメ。それくらいの精度が要求される仕事です。Kistで先生から「コンマ数ミリの世界だぞ」と教えられてきたのですが、今その言葉をかみしめています。
 工房にはそれぞれに個性があり、やり方も違います。就職の時にはいろんな工房を訪れ、インターンシップで実際に仕事を体験し、納得できるところを見つけてほしいと思います。
 
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